お客様は仕事仲間
今日は集客に役立つ話ではなく
私が体験から感じた事を話してみようかと思います。
時々、看板のオーダーを受けた際に「これをチョークアートで描くんですか!」と驚く事があるんですよ。
チョークアート自体がまだ知名度がそれほどではない事と、私の頭が硬い事が原因だと思いますが、、、。
どのようなオーダーかはここでは書きませんが、(本当に描けるのか?)としばらく頭を悩ませます。

お客様は当然といえば当然ですがいつも真剣ですし、こだわる部分も持ってます。中には「ここに適当に何か描いて」と言われたお客様もいましたが笑、稀です。
いざ、製作がスタートすると、お客様の要望を具現化するために、絶え間のないやりとりを繰り返します。そして、また(本当にできるの?これ、、、)などと頭を抱えることもあります。
もちろん、チョークアート看板作家として安牌な提案もさせて頂きますが、ほとんどの場合、譲られることはありません笑
そして私は何度も頭を抱えながらデザインや配色を考え、お客様に確認し修正を繰り返したりするのですが、
なんと!!完成してみると意外や意外、想像していなかった良いものが出来上がったりするんですよ。いや、私の腕の自画自賛の話ではありません。
チョークアートの枠を超えた、私だけでは考え付かなかったアイデアを、お客様とのやりとりから頂くんです。これってめちゃくちゃ楽しいんですよ。(何度も頭を抱えたくせに笑)
いや、本当楽しいんです!
先に話したような、「適当に描いて」と言われて描いた看板は私だけの作品になります。でも、こうしてできた看板は私だけの作品ではなく、お客様との共同作品になります。
お客様とはいえ、私にとっては一緒に看板を作り上げる仕事仲間なんです。
私は作家ではありますが、アーティストではありません。看板は芸術作品ではなく、ゆくゆくはお店の為に働く営業マンであり、お客様の相棒となります。(そうなって欲しいと思っています、、、←急に弱気)

今度はいつどこで
想像もつかないようなオーダーに出会えるかな、とワクワクしています。その日まで精進に精進を重ねとかないと、、ですね。